お申し込みまでの流れ
- 参加条件のご確認
- Webフォームにて参加申し込み
- 選考期間 (5月15日〜 6月30日)
- 選考結果通知
- イノベーターズ100参加
本プログラムは、最終発表会にて、参加企業の経営者にご参加いただくことが前提となっております。また、プログラムは平日に開催されますので、上司の方(人事担当者や直属の上司、経営者等)にご理解いただいた上でご参加ください。
イノベーターズ100広島は、企業とその次世代イノベーターに向けた新規事業創造プログラムとして2015年に始動しました。
参加者のみなさんに普段の環境を離れ、さまざまなプロセスを経験していただきます。数ヶ月に渡る活動の中から「同じ志を持つ仲間に出会えた」と多くの参加者から指摘していただいているように、次第にイノベーションについて本気で考え抜いた広島のイノベーターズ・ネットワークが出来上がっていきます。
またプログラムの大きな特徴のひとつは、数々のイノベーションを生み出してきたその道の先輩、通称”ボード・オブ・イノベーターズ”の存在です。自ら新たな挑戦を続けるイノベーターの皆さんがこのプログラムのために集結します。
修了生の中にはすでに新たな事業の種が実を結ぶべく、次のステップを踏み出しています。産業や経済、そして社会が大きく変化を遂げるいま、あなたが、そしてあなたの会社が生み出せる価値は何か。粘り強くチャレンジいただける三期生を募集しています。
イノベーションの先駆者とのナナメの関係構築
新たな価値を生み出す企業内イノベーター※。彼らに必要とするのは、社内外の人々とのネットワークや先駆者の支援、そして仲間と協力できる環境やネットワークの構築にあります。
イノベーターズ100広島では、一般的に会社の中でも手に入るタテ(直属の上司や社長)やヨコ(同僚や共にイノベーションを志す仲間)との関係構築に加え、イノベーションに欠かせないナナメ(組織の枠を超えたイノベーションの先駆者)との関係を構築していきます。
※参考文献:『シリアル・イノベーター「非シリコンバレー型イノベーションの流儀」』(プレジデント社、2014)
おさえるべきは「課題」「強み」「アイデア」
企業の新たな事業の創造。そのためには、まず今という社会を自ら切り取り、取り組むべき課題を特定することが必要です。
参加者の皆さまにはフィールドワークやメンターとの対話などの中から課題を発見してもらい、その解決のためにどのような資源が活用できるか検討。これらを踏まえ、新たなアイデアを創造してもらいます。
「自ら取り組む課題との出会い」
株式会社フォノグラム 中丸賢二さん
「自社を含め広島県下の企業とその強みを知ることができた」
山根木材リノベーション株式会社 二木真希さん
「仲間やメンターとの出会い」
株式会社エブリイ 松下雄祐さん
「フィールドワークからアイデアを発想する一連のプロセスを体験」
マナック株式会社 宮原博昭さん
定員 | 20社 ※1社あたり最大2名まで参加可能 |
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参加条件 |
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参加対象 |
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募集期間 | 2017年5月15日(月)〜 2017年6月30日(金) |
受講期間 | 2017年7月27日(木)〜 2017年12月8日(金) |
回数 | 全11回(全16日間) ※フィールドワークやグループワークなど研修日以外にも随時作業が発生致します。 |
参加費用 | 無料 ※ただし、交通費・食費、懇親会費用等が別途発生いたします。 |
主な会場 | イノベーションハブひろしま Camps 広島県広島市中区紙屋町 1丁目4-3 |
申し込み方法 | 下記「申し込みフォーム」よりお申し込みください |
締め切り | 2017年6月30日(金) |
お問い合わせ | 電話:082-513-3353(広島県商工労働局イノベーション推進チーム内) メール:innovators100@re-public.jp(株式会社リ・パブリック内) |
広島県 イノベーション推進チーム
広島県では、ベンチャー企業を立ち上げた経験のある湯崎知事のもと、社会経済情勢や市場の動向に柔軟かつ的確に対応していくことのできる「イノベーション立県」の実現に向けた様々な取り組みを進めています。中でも、イノベーション推進チームは、新たなアイデアや価値が創造され、持続的にイノベーションが創出される事業環境(イノベーション・エコシステム)の構築に向け、イノベーションの基盤として重要な「幅広いネットワーク」が形成される「場」づくり、次代を担うイノベーションリーダーの育成、産学連携の推進などを実施しています。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/
株式会社リ・パブリック
イノベーションは人(イノベーター)なくして起こらない。株式会社リ・パブリックは未来を見据え、どのような地域や社会環境であってもより豊かで暮らしやすい社会を生み出す人(イノベーター)を育む会社です。持続的かつ自律的にイノベーションを生み出す「イノベーションのエコシステム(樹立)」を目指し、官公庁や地方自治体とのプラットホームの企画運営の他、大学でのイノベーション教育プログラムの実施、企業の研究開発における戦略や新規事業探索など、パートナーの特性や課題に応じたプログラムを提供しています。
http://re-public.jp
市川文子
Fumiko Ichikawa
株式会社リ・パブリック共同代表
グローバル・デザイン・リサーチ・
ネットワークReach日本代表
広島県出身。慶應義塾大学大学院にて修士課程修了後、フィンランドに渡航、携帯事業メーカー・ノキアに入社。世界各国でのフィールドワークから課題を起点とした製品やサービスの開発に従事。博報堂イノベーションラボ研究員を経て、2013年株式会社リ・パブリックを創設。グローバル・リサーチ・ネットワーク「REACH」日本代表。監訳に「シリアルイノベーター~非シリコンバレー型イノベーションの流儀」。
田村 大
Hiroshi Tamura
株式会社リ・パブリック共同代表
東京大学i.school
共同創設者エグゼクティブ・フェロー
「イノベーションスタジオ福岡」創業者、統括ディレクターおよび「大阪府新事業創造プラットフォーム事業」統括責任者。博報堂イノベーションラボ上席研究員を経て、株式会社リ・パブリックを設立。2009年イノベーションリーダーを育成する学際教育プログラム東京大学i.schoolを発足。著書に「東大式世界を変えるイノベーションのつくりかた」など。
岡橋 毅
Takeshi Okahashi
株式会社リ・パブリック ディレクター
国際基督教大学教養学部卒業。ウォーリック大学大学院社会学部中退。北海道大学の科学コミュニケーション教育プロジェクトに従事した後、埼玉のまちづくり会社での地域メディア活用支援や起業支援の仕事を経て、2013年にデンマークのCopenhagen Institute of Interaction Designで学ぶ。2014年からRe:publicに参画。主な関心は、参加型のデザインリサーチやストーリーテリングを通して、人と人、テクノロジーと人をつなげ、革新的なアイデアやサービスを生み出す環境をつくること。
※順次更新いたします
新井 和宏
Kazuhiro Arai
鎌倉投信株式会社 取締役資産運用部長
1968年生まれ。「いい会社をふやしましょう!」を合言葉とする投資信託委託会社、鎌倉投信ファンドマネジャー。
国内系信託銀行、外資系資産運用会社に勤めたのち、大病とリーマン・ショックをきっかけに2008年、鎌倉投信を共同創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍している。経済的な指標だけでなく社会性も重視する、投資先企業をすべて公開するなど、従来の常識をくつがえす投資哲学のもとで運用されている商品でありながら、個人投資家約1万7千人、純資産総額約270億円(2017年5月時点)となっている。
著書に『投資は「きれいごと」で成功する』〈ダイヤモンド社〉、『持続可能な資本主義』〈ディスカヴァー・トゥエンティワン〉がある。
中台 澄之
Sumiyuki Nakada
株式会社ナカダイ 常務取締役
1972年生まれ。ビジネスアーティスト/モノ:ファクトリー代表。東京理科大学理学部卒業、証券会社勤務を経て、ナカダイに入社。
廃棄物処理業を「廃棄されたものを処理する業」ではなく、「人が不要としたモノを、最適な形で世の中の必要とする人へ“つなぐ”業だ」と大きく解釈を変え、“リマーケティングビジネス”を推進。最近では、R不動産を運営するOpen Aと共同で、「一度棄てられたモノを、再び社会に投げ返す」というコンセプトのもと、産業廃棄物を新たなプロダクトに生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクト「THROWBACK」が6月にスタート。
使い方を創造し、捨て方をデザインするビジネスアーティストとして、さまざまな企画に取り組んでいる。著書に『「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦』 (SBクリエイティブ)。
鷲田 祐一
Yuichi Washida
一橋大学大学院商学研究科 教授
専門は、マーケティング、イノベーション研究。
1991年一橋大学商学部を卒業。
(株)博報堂に入社し、生活研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。
2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。
2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期過程を修了(学術博士)。
2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。
2015年より現職。
瀬川 秀樹
Hideki Segawa
クリエイブル代表
元リコー研究開発本部・未来技術総合研究センター所長
大阪大学工学部精密工学科卒業
新規事業のアドバイスや若手を元気にする育成研修・講演などを行っている。文科省や経産省の事業化検討プログラムのメンターなども担当。
(株)リコーに32年半務め、シリコンバレーでのCVC(Corporate Venture Capital)、新規事業開発センター副所長、未来技術総合研究センター所長などを歴任後、独立(2014年)。
世界の貧困層(BOP)での活動も行う。
4コマ漫画作家という顔も持つ。
子安 大輔
Daisuke Koyasu
株式会社カゲン取締役 飲食プロデューサー
1976年生まれ、神奈川県出身。
1999年東京大学経済学部を卒業後、博報堂入社。
マーケティングセクションにて食品や飲料、金融などの領域を担当。
2003年に飲食業界に転身し、共同で株式会社カゲンを設立。
飲食店や商業施設のプロデュースやコンサルティングを中心に、食に関する企画業務を広く手がけている。
著書に『「お通し」はなぜ必ず出るのか』『ラー油とハイボール』(ともに新潮新書)など。
内容 | 日程 |
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オリエンテーション・個人面談 | 7月27日(木) 7月28日(金) |
キックオフワークショップ ※メンターを交え、全体でワークショップを行います |
8月23日(水) 8月24日(木 |
グループ別フィールドワーク ※グループごとにフィールドワークを行います |
8月31日(木) 9月1日(金) |
フィールドワーク成果共有会 ※全体でフィールドワークの成果を発表します。 |
9月13日(水) 9月14日(木) |
課題探索ワークショップ ※各自・各チームで事業テーマを確立します。 |
9月28日(木) 9月29日(金) |
アイデア発想 ※メンターに向けて進捗を発表し、最終提案へとブラッシュアップしていきます。 |
10月4日(水) 10月5日(木) |
プロトタイプ作成 ※ストーリーボードやビデオ編集などを用いてアイデアを伝えられる形にします。 |
10月14日(土) 10月15日(日)福山会場 |
ビジネスモデル検証 ※ビジネスの観点から新規事業提案を検証します。 |
10月27日(金) |
個別メンタリング ※チームごとにメンターよりアドバイスを受けます。 |
11月中 |
発表リハーサル | 11月30日(木) 12月1日(金)福山会場 |
最終発表会 | 12月8日(金) |
*実践型ワークショップを基本としており、期間中は課題がございます。最終発表は経営者に向けた新規事業提案を目的とします。期間中は、現業の時間も割くことになりますので、上司や経営者の方とご相談の上ご参加ください。プログラムのために割く時間は、参加者それぞれですが、20%〜30%ほどの時間を使うことで成果につながってくると考えています。
本プログラムは、最終発表会にて、参加企業の経営者にご参加いただくことが前提となっております。また、プログラムは平日に開催されますので、上司の方(人事担当者や直属の上司、経営者等)にご理解いただいた上でご参加ください。