Innovators Hundred Hiroshima イノベーターズ100広島

イノベーターズ100広島
第二期プログラム
2016.8 〜 2016.12

広島の未来を担う企業内イノベーターを募集します

イノベーターズ100広島は、新たな価値を創造する企業とその次世代イノベーターに向けて提供する約5ヶ月の新規事業創造プログラムです。
プログラムでは、参加者が普段とは違う環境の中で考え、手と体を動かします。その中から新たな視座やスキル、そして議論しあう仲間たちを獲得していきます。

このプログラムの大きな特徴のひとつは、数々のイノベーションを生み出してきたその道の先輩、通称”ボード・オブ・イノベーターズ”の存在です。広島を代表する企業の経営者と、自ら新たな挑戦を続けるイノベーターの皆さんがこのプログラムのために集結します。

プログラムの最後を飾るのはご自身の企業の上司や経営者を交えたプレゼンテーション。きちんと次へとつながるよう、アイデアだけではなく次のステップについても考え準備していきます。

第一期生はすでに新たな事業の種が実を結ぶべく、次のステップを踏み出しています。産業や経済、そして社会が大きく変化を遂げるいま、あなたが、そしてあなたの会社が生み出せる価値は何か。粘り強くチャレンジいただける二期生を募集しています。

CONCEPT/コンセプト

イノベーションの先駆者とのナナメの関係構築

新たな価値を生み出す企業内イノベーター。彼らに必要とするのは、社内外の人々とのネットワークや先駆者の支援、そして仲間と協力できる環境やネットワークの構築にあります。

「イノベーターズ100」では、一般的に会社の中でも手に入るタテ(直属の上司や社長)やヨコ(同僚や共にイノベーションを志す仲間)との関係構築に加え、イノベーションに欠かせないナナメ(組織の枠を超えたイノベーションの先駆者)との関係を構築していきます。

おさえるべきは「課題」「強み」「アイデア」

企業の新たな事業の創造。そのためには、まず今という社会を自ら切り取り、取り組むべき課題を特定することが必要です。

参加者の皆さまにはフィールドワークやメンターとの対話などの中から課題を発見してもらい、その解決のためにどのような資源が活用できるか検討。これらを踏まえ、新たなアイデアを創造してもらいます。

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参加者の声

「自ら取り組む課題との出会い」
株式会社フォノグラム 中丸賢二さん

「自社を含め広島県下の企業とその強みを知ることができた」
山根木材リノベーション株式会社 二木真希さん

「仲間やメンターとの出会い」
株式会社エブリイ 松下雄祐さん

「フィールドワークからアイデアを発想する一連のプロセスを体験」
マナック株式会社 宮原博昭さん

前回参加企業名

オタフクソース株式会社 株式会社エブリイ 株式会社サンエス 株式会社サンポール 株式会社第一エージェンシー株式会社広島経済研究所 株式会社ヒロテック 株式会社フォノグラム 株式会社フレスタ 株式会社もみじ銀行 株式会社山口製作所 川中醤油株式会社 共和工業株式会社 常石造船株式会社 ツネイシホールディングス株式会社 デジタルソリューション株式会社 第一ビルサービス株式会社 清水化学株式会社 マナック株式会社 山根木材ホーム株式会社 ヤマネホールディングス株式会社 リョービ株式会社

FACILITATOR/講師

市川文子

市川文子

Fumiko Ichikawa

株式会社リ・パブリック共同代表
グローバル・デザイン・リサーチ・
ネットワークReach日本代表

広島市出身。シリアルイノベーターコンソーシアム代表。フィンランドの携帯事業メーカー「ノキア」社入社。ヨーロッパならびにBOP市場における顧客主導型イノベーションの企画と製品開発に従事。博報堂イノベーションラボ研究員を経て、株式会社リ・パブリック設立。グローバル・リサーチ・ネットワーク「REACH」日本代表。監訳に「シリアルイノベーター~非シリコンバレー型イノベーションの流儀」。

田村 大

田村 大

Hiroshi Tamura

株式会社リ・パブリック共同代表
東京大学i.school
共同創設者エグゼクティブ・フェロー

「イノベーションスタジオ福岡」創業者、統括ディレクターおよび「大阪府新事業創造プラットフォーム事業」統括責任者。博報堂イノベーションラボ上席研究員を経て、株式会社リ・パブリックを設立。2009年イノベーションリーダーを育成する学際教育プログラム東京大学i.schoolを発足。著書に「東大式世界を変えるイノベーションのつくりかた」など。

岡橋 毅

岡橋 毅

Takeshi Okahashi

株式会社リ・パブリック ディレクター

国際基督教大学教養学部卒業。ウォーリック大学大学院社会学部中退。北海道大学の科学コミュニケーション教育プロジェクトに従事した後、埼玉のまちづくり会社での地域メディア活用支援や起業支援の仕事を経て、2013年にデンマークのCopenhagen Institute of Interaction Designで学ぶ。2014年からRe:publicに参画。主な関心は、参加型のデザインリサーチやストーリーテリングを通して、人と人、テクノロジーと人をつなげ、革新的なアイデアやサービスを生み出す環境をつくること。

BOARD OF INNOVATORS
ボードオブイノベーター

松尾 雅彦

松尾 雅彦

Masahiko Matsuo

カルビー株式会社相談役
NPO法人「日本で最も美しい村」連合副会長
新品種産業化研究会(JATAFF内)会長
スマート・テロワール協会会長
1941年生まれ。慶應義塾大学法学部卒
1967年カルビー株式会社入社
1992年同社社長就任
2006年同社相談役
2008年第41回食品産業功労賞 受賞
著書に『スマート・テロワール 農村消滅論からの大転換』学芸出版社

貝原 潤司

貝原 潤司

Junji Kaihara

カイハラ株式会社 代表取締役副会長
慶應義塾大学商学部卒業後、南カリフォルニア大学にて経営修士課程修了
1974年カイハラ入社。1970年絣織物業よりデニム染色事業に転換。次なる目標として、紡績から仕上加工迄の「デニム一貫生産体制」構築を目指す。
織布、仕上加工、紡績と新規事業立ち上げの企画、工場立地、工場操業に関る。
デニム事業転換20年目にして一貫生産を確立。
2015年秋、タイに於いて、我が社初の海外工場竣工をひかえ、海外市場を見すえ、更なるカイハラブランドの深耕を図る。

神原 弥奈子

神原 弥奈子

Minako Kanbara

ツネイシホールディングス代表取締役専務
広島出身。
1993年 学習院大学大学院修士課程修了。
同年、ウェブサイト制作会社設立。黎明期のウェブ&ウェブ・マーケティングの企画/制作に携わる。
2001年、インターネット時代の企業の情報発信を支援する株式会社ニューズ・ツー・ユーを設立。
2010年にネットPR発想のウェブソリューションを提供する株式会社パンセ設立。
現在、株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役会長。
2013年にツネイシホールディングス顧問。2014年同社取締役に就任。
2015年より現職。

鷲田 祐一

鷲田 祐一

Yuichi Washida

一橋大学大学院商学研究科 教授
専門は、マーケティング、イノベーション研究。
1991年一橋大学商学部を卒業。
(株)博報堂に入社し、生活研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。
2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。
2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期過程を修了(学術博士)。
2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。
2015年より現職。

瀬川 秀樹

瀬川 秀樹

Hideki Segawa

クリエイブル代表
元リコー研究開発本部・未来技術総合研究センター所長
大阪大学工学部精密工学科卒業
新規事業のアドバイスや若手を元気にする育成研修・講演などを行っている。文科省や経産省の事業化検討プログラムのメンターなども担当。
(株)リコーに32年半務め、シリコンバレーでのCVC(Corporate Venture Capital)、新規事業開発センター副所長、未来技術総合研究センター所長などを歴任後、独立(2014年)。
世界の貧困層(BOP)での活動も行う。
4コマ漫画作家という顔も持つ。

子安 大輔

子安 大輔

Daisuke Koyasu

株式会社カゲン取締役 飲食プロデューサー
1976年生まれ、神奈川県出身。
1999年東京大学経済学部を卒業後、博報堂入社。
マーケティングセクションにて食品や飲料、金融などの領域を担当。
2003年に飲食業界に転身し、共同で株式会社カゲンを設立。
飲食店や商業施設のプロデュースやコンサルティングを中心に、食に関する企画業務を広く手がけている。
著書に『「お通し」はなぜ必ず出るのか』『ラー油とハイボール』(ともに新潮新書)など。

松井龍哉

松井龍哉

Tatsuya Matsui

ロボットデザイナー
日本大学芸術学部卒業後、丹下健三・都市・建築設計研究所を経て渡仏。科学技術振興事業団にて人型ロボット「PINO」などの研究開発に携わる。2001年フラワー・ロボティクス社創業。現在家庭用ロボット「Patin」を開発中。これまで、人型ロボット「Posy」「Palette」、KDDI社共同開発「Polaris」、小鳥型ロボット「Polly」などを自社開発。iFデザイン賞、red dotデザイン賞など受賞多数、早稲田大学理工学部非常勤講師、日本大学藝術学部客員教授、グッドデザイン賞審査委員(2007〜2014)。

山坂 哲郎

山坂 哲郎

Tetsuro Yamasaka

バルコム株式会社 代表取締役社長
昭和30年1月生まれ。広島大学教育学部卒業後、株式会社広島マツダへ入社。3年間セールスとして自動車営業を学び、その後、株式会社バルコムヒロシマモータース(現 株式会社バルコム)へ入社。昭和62年に代表取締役社長に就任し、現在に至る。趣味は、野球、ゴルフ、ヨット。

CURRICULUM/スケジュール

全10回 日程 内容
第1回 8月17日(水)
8月18日(木)
19:00 - 21:00
広島・福山各1回
(いずれかに参加)

オリエンテーション
自社資源のマッピング(懇親会)

第2回 8月31日(水)
9月1日(木)
一泊二日
合宿形式

全体ワークショップ(1) ボード・オブ・イノベーターズによるトーク テーマ検討

第3回 10月5日(水)
10月6日(木)
10:00 - 18:00
二日間

全体ワークショップ(2) フィールドワーク成果発表 課題の特定 チーム検討

第4回 10月20日(木) 10:00 - 18:00

全体ワークショップ(3) アイデア発想 資源との掛け合わせ チーム再検討

第5回 11月1日(火)〜
11月4日(金)
期間中予約制

チーム別相談会(各チーム1時間程度)
ビデオプロトタイピング演習(3時間)

第6回 11月10日(木)
11月11日(金)
後日詳細決定

プロトタイピング講義・演習

第7回 11月16日(水)
11月17日(木)
メンターと予約制

ボード・オブ・イノベーターズによるメンタリング(各チーム1時間程度)

第8回 11月21日(月)
11月22日(火)
広島・福山複数回
(いずれかに参加)

Business Origami® 演習
ビジネスモデルの作成と検証

第9回 11月29日(火)
11月30日(水)
広島・福山各1回
(いずれかに参加)

最終プレゼンリハーサル

第10回 12月8日(木) 広島市内

最終発表会(懇親会)

*実践型ワークショップを基本としており、期間中は課題がございます。最終発表は経営者に向けた新規事業提案を目的とします。期間中は、現業の時間も割くことになりますので、上司や経営者の方とご相談の上ご参加ください。プログラムのために割く時間は、参加者それぞれですが、20%〜30%ほどの時間を使うことで成果につながってくると考えています。

INFORMATION/プログラム概要

定員 20社40名
参加条件
  • 一連のプログラムに継続的に参加できる方
  • 経営者の最終発表会へのご参加
定員 1社あたり1名ないし2名
対象 現在広島県内の企業にお勤めてで入社3〜10年目の方。
新規事業創造を担う製品企画や開発担当者、研究開発・設計等部門の技術者設計者など。
受講期間 2016年8月17日から2016年12月中旬
回数 全10回
参加費用 無料 (ただし、交通費・食費、懇親会費用等が別途発生いたします。)
主な会場 ワークショップ会場は複数箇所を予定しています。
またフィールドワークや他参加企業の方とのグループワークがベット必須となっています。
お問い合わせ 電話:082-513-3353(広島県商工労働局イノベーション推進チーム内)
メール:innovators100@re-public.jp(株式会社リ・パブリック内)

主催

広島県広島県 イノベーション推進チーム

広島県では、ベンチャー企業を立ち上げた経験のある湯崎知事のもと、社会経済情勢や市場の動向に柔軟かつ的確に対応していくことのできる「イノベーション立県」の実現に向けた様々な取り組みを進めています。中でも、イノベーション推進チームは、新たなアイデアや価値が創造され、持続的にイノベーションが創出される事業環境(イノベーション・エコシステム)の構築に向け、イノベーションの基盤として重要な「幅広いネットワーク」が形成される「場」づくり、次代を担うイノベーションリーダーの育成、産学連携の推進などを実施しています。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/

株式会社リ・パブリック株式会社リ・パブリック

イノベーションは人(イノベーター)なくして起こらない。株式会社リ・パブリックは未来を見据え、どのような地域や社会環境であってもより豊かで暮らしやすい社会を生み出す人(イノベーター)を育む会社です。持続的かつ自律的にイノベーションを生み出す「イノベーションのエコシステム(樹立)」を目指し、官公庁や地方自治体とのプラットホームの企画運営の他、大学でのイノベーション教育プログラムの実施、企業の研究開発における戦略や新規事業探索など、パートナーの特性や課題に応じたプログラムを提供しています。
http://re­-public.jp

ENTRY/お申し込み

お申し込みまでの流れ

参加条件のご確認
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説明会申し込み下記のいずれかの説明会にご参加ください。
参加必須ではありません
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説明会参加
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Webフォームにて参加申し込み
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選考期間 (7月1日〜7月29日)追記:8月15日まで受け付けます
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選考結果通知 (8月1日)※ 7月30日以降に申し込まれた方には適宜通知いたします。
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本プログラム開始

本プログラムは、最終発表会にて、参加企業の経営者にご参加いただくことが前提となっております。また、プログラムは平日に開催されますので、上司の方(人事担当者や直属の上司、経営者等)にご理解いただいた上でご参加ください。

なお、本説明会は、プログラムの主旨と内容を理解していただくために、上司の方の同席をお勧めしています。当日はプログラムの説明、および簡単な演習作業と発表を行う予定です。

説明会の日程

説明会は終了しました。

説明会お申し込み

申し込み締切:2016年7月12日(火)

なお、説明会にご参加いただけない方の場合、申込書のみをもって選考とさせていただきます。場合によってはお電話・メールにてご担当者様・参加希望の方に直接ご連絡を差し上げることがございます。



申し込みは終了しました。


プログラム参加申し込み