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リフレームワークショップにむけて(参加者向け)

12月のリフレームワークショップが近づいてきました。 フィールドワークの進み具合はいかがでしょうか? フィールドワークは、テーマの理解を深め、課題がリフレーム(再構成)され、自分にとって、チームにとって新しい発見をするための探求活動です。 このポストでは、リサーチのドキュメンテーション(記録)とリフレームワークショップで発表していただきたい内容についてお伝えします。

ドキュメンテーションの目的

フィールドワークの結果を記録する目的は、以下の2つです。   1. チームメンバーや関係者と情報を共有するため 情報が整理し、まとめることで、リサーチに参加していない他チームの人たちやメンターの皆さんと共有や議論がしやすくなります。   2. 自分自身のリサーチアーカイブのため 今後のプロセスのなかで、アイデアを生みだしたり、確かめたりするときに、フィールドワークの内容が役立つことがあるはずです。自分自身のアーカイブとして、保存しておけば、後になってふりかえることもできます。  

ドキュメンテーションの内容

皆さんにつくっていただきたいドキュメント(記録)は、おおきくわけて3つです。   1. プロフィールシート プロフィールシートは、インタビューに協力いただいた方のお名前、写真、プロフィール、そして印象に残った発言などを1枚にまとめたものです。原則としてInnovators 100の内部で共有するものですが、個人情報の扱いを慎重したい場合は、お名前のところを仮名にしてください。   2. フォトノーツ フォトノーツは、リサーチ先の様子や重要な事実、印象に残った発言などをまとめたものです。フィールドワークのときに撮影した写真を活用して、1つのリサーチ対象につき、10枚程度のフォトノーツを作成してください。使用する写真は、ウェブサイトなどから借用してきたものでも構いません。 なお、参加者用リンクからプロフィールシートとフォトノーツの見本を見ることもできます。   3. インサイト(洞察) 洞察とは、リサーチで得た気づきや、皆さんの経験、議論したこと、トレンドやニュースなどを統合することでみえてくる新しいモノの見方のことです。 リサーチが終わったら、得られた事実、発言、気づきを記録として整理しながら、新しいインサイト(洞察)や発見がないか、個人で考えたり、チームで議論したりしてください。そして、でてきたインサイトや気づきをスライドにまとめておきましょう。 スライドの形式は、フォトノーツと同じでも構いませんし、新しい図やスケッチを盛り込んだスライドでも構いません。   リサーチのドキュメンテーションで大事なのは、すべての情報を網羅しようとせず、自分たちのチームのテーマに関することや、自分やチームのなかで特に議論になったこと、印象になったことを中心にまとめることです。チームでうまく作業を分担して、記録をまとめてください。ドキュメンテーションのプロセスからも新しい気づきを得られることが多いです。   ドキュメンテーションに関して、上記とほぼ同じ内容のビデオレクチャーも作りました。少し追加情報も入っていますので、ぜひご覧ください。  

リフレームワークショップでのリサーチ共有

リフレームワークショップでは、フィールドワークで得られた情報や気づきを共有していただきます。ドキュメンテーションでまとめたスライドを活用していただければ大丈夫だと思いますが、発表時間が限られているため、特に多くのフィールドワークをこなしたチームの場合は、スライドを減らすなどの編集が必要になってくると思います。 以下に参考項目を書き出します。こちらをフォーマットとして参考にしながら発表スライドを作成してください。3. フィールドの紹介 と 4. インサイト のスライド内での組み合わせは自由ですが(例:最初にインサイトしてからフィールド、フィールドを紹介してからインサイト、など)、初め方と終わり方はこの項目に沿って発表してください。   0. 表紙 – チーム名 – 発表の内容を伝える、一行フレーズ   1. メンバー 写真、メンバー名、所属   2. 背景 テーマを選んだ背景を数行で説明。スライドにも文章を書き込んでください。   3. フィールドの紹介 プロフィールシートとフォトノーツでリサーチしてきたフィールドを紹介してください。このセクションの最初の1枚で、すべてのフィールド先をまとめたページをつくってください。(画像やロゴなどと一緒にまとまっているとGoodです) 多くのフィールドに行ってきた場合は、フォトノーツだけでもスライド数十枚になってしまうと思います。その場合は、特に発見が多かったことやインサイトとつながるポイントに絞って編集し、共有してください。   4. インサイト 新しく発見したこと、これまでとは違う新しい見方、自分たちで議論して結論づけた仮説などをインサイトとしてまとめ、紹介してください。 個人的な新しい発見、チームとして特に面白い、新しいと感じたことをインサイトに含めていただいてもOKです。 また、インサイトを議論するときは、正解を求めるというよりも、間違いや不正確であることを恐れず、これまでにない新しい視点を探索する意識で臨んでください。実際に、リフレームワークショップで共有していただくインサイトの中でも、チームのなかでも意見が割れたり、もしかしたら正しくないかもしれない(けれど、何か新しい方向性を感じる)内容を積極的に盛り込んでください。議論を呼ぶインサイトは、それだけで意義の大きいインサイトです。   5. 新しい課題【重要】 最後に、リフレームされた課題を紹介してください。つまり、今まで思いつかなかった課題、チームとして新たに注目している課題、ここを解決すると大きな変化が起こせるのではないかと感じている課題など、フィールドワークを終えて見えてきた新しい課題を最大3点に絞って紹介してください。4. で紹介したインサイトと重複しても構いません。それらが、新しいアイデアを生み出す出発点になるはずです。   以上、フィールドワークのまとめ方とリフレームワークショップでの発表内容についてお知らせしました。ぜひ参考にしながら、リサーチの取りまとめを進めてください。